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足首の捻挫を甘く見ないで!放置すると「クセになる」恐怖とRICE処置の極意
「階段を踏み外した」「スポーツでひねった」――最も身近な怪我の一つ、足首の捻挫。痛みが引いたからと治療を中断したり、湿布だけで済ませていませんか?
足首の捻挫は、外側の靭帯を損傷することがほとんどですが、適切な処置を怠ると関節が不安定になり、「捻挫を繰り返しやすい足首」、つまり慢性的な関節の不安定性に陥る可能性があります。
◻︎捻挫発生直後!すぐにすべき「RICE処置」
足首をひねった直後、腫れと痛みを最小限に抑え、回復を早めるためには、まず自宅やその場でRICE(ライス)処置を徹底することが重要です。
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Rest (安静): 痛む足首を動かさず、絶対に体重をかけない。松葉杖の使用も検討。
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Icing (冷却): 氷のうなどで患部をすぐに冷やし(15〜20分)、炎症と痛みを鎮める。
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Compression (圧迫): 弾性包帯やサポーターで足首全体を軽く圧迫し、腫れを抑える。
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Elevation (挙上): 足首を心臓より高い位置に上げ、血流を調整して腫れを防ぐ。
◻︎骨折や靭帯断裂のサイン!いますぐ整骨院へ
RICE処置はあくまで応急処置です。以下の症状が見られる場合は、靭帯の重度な損傷や骨折を伴っている可能性が高いため、自己判断せず、速やかに整骨院でエコー検査を受診してください。
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激しい痛み:痛くて全く足をつくことができない。
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みるみる腫れが広がる:時間が経つにつれて、足首全体が大きく、紫色に腫れ上がる。
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異常なぐらつき:足首が変形している、または不安定でグラグラする。
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治しきることが未来の足を守る
◻︎医師による正しい診断(レントゲン、エコーなど)に基づき、損傷度に応じたギプス固定やサポーター治療が必要です。
捻挫で最も大切なのは、痛みがなくなっても完治ではないということです。靭帯が完全に修復され、関節の可動域と筋力が元に戻るまで、地道なリハビリを続けることが、再発の連鎖を断ち切る唯一の方法です。
足首の捻挫を「たいしたことない」と放置しないでください。専門家の指導のもと、最後までしっかり治し、安定した未来の足首を取り戻しましょう。
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